共働きが主流の時代ですね。
「時間」と「お金」を天秤にかけて、
専業主婦か、パート勤務か、フルタイム勤務か…と頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
「家計のためにパートからフルタイム勤務に変えようか悩んでいる」
「フルタイム勤務をしているけど、体力的にキツイ」
「働きたい気持ちはあるけど、家事育児もあるし…」
家事・子育て・介護をこなしながら働くことが前提だからこそ、
大変さを感じる主婦は多いです。
一方でフルタイムでいきいきと働いている主婦がいるのも事実。
主婦がフルタイム勤務をする大変さの理由と、
家庭と仕事を両立するコツをまとめたので見ていきましょう!
主婦がフルタイムで働くのが大変な理由
時間の制約がある
フルタイムで働くと、通常は8時間程の勤務時間が必要です。
それに通勤時間もかかると片道30分だと仮定しても往復1時間。
実働8時間、休憩1時間、通勤1時間。
トータル10時間。
1日は24時間。
仕事で10時間。
生活時間(睡眠・食事・入浴)で10時間と仮定すると…
残り4時間で家事育児。
そう。とにかく時間がないんですよね。
疲労とストレス
フルタイムで働くと、一日の大部分を仕事に費やすため、身体的な疲労がたまりやすいです。
そして仕事の後には家事や育児をこなす。
帰宅中にも頭の中は、家のこと、子どものこと、介護のことでいっぱい。
仕事でも家庭でも多くの責任とプレッシャーを伴うので、身体も頭もそうとう疲れます。
自分の時間もなかなか取れないので、ストレス発散のタイミングが難しい。
家事負担の増加
仕事の時間が長くても、家事の量は変わりません。
だから、いかに時短でタスクをこなすかという戦い。
働いて疲れた身体でその戦いをするので、必然的に負担は増えてしまいますよね。
育児の責任感
フルタイムで働いていても子育てへの責任は忘れてはいけません。
仕事と育児の両立をしながら、子供の安全・健康、教育、心理的なサポート、家庭の運営、成長の監視と関与など、様々な責任を果たす必要があります。
子どもの急な体調不良
子どもがいる家庭で避けられないのが、子どもの急な体調不良。
急な体調不良が起きた場合、急な休みや早退が必要となるため、上司や同僚との連絡や調整が必要になります。
それも、子供の回復までの期間が不透明なのでスケジュールの調整が大変。
保育園や学校に通っている場合、体調不良の際には連絡が必要だし、場合によっては病院受診もしなければなりません。
子供の状態や回復の見込みを心配して、仕事との両立に対する不安や罪悪感を感じることもあります。
仕方のないことだとわかっていても、これらが精神的に負担になる人も多いですよね。
スケジュール管理が複雑
- 仕事のスケジュール
仕事の日程や業務内容を把握し、効率的に予定を組むことが重要です。定時出勤や残業の有無、会議やプロジェクトのスケジュールなどを考えます。 - 子供のスケジュール
子供の学校や保育園の日程、行事、習い事などを確認し、子供の予定に合わせて調整。 - 家事のスケジュール
家事や食事の準備、掃除、洗濯などの家事タスクをスケジュールに組み込みます。 - 買い物や外出の予定
買い物や外出先への予約、外出予定もスケジュールに反映させます。 - 自己ケアの時間
リラックスや趣味、運動、自己成長のための時間もスケジュールに組み込むことが大切です。 - 予定の変更や調整
子の体調不良などの急な変更や予定の調整に対応するため、柔軟なスケジュール管理が必要です。 - 家族とのコミュニケーション
家族との連絡やコミュニケーションをとるための時間を確保。家族の予定の把握も大切です。 - サポート体制の確保
仕事や家事・育児を円滑に進めるために、家族や保育園・学校、サポートネットワークとの連携をとる。
家事育児・仕事の両立はスケジュール管理だけでもこんなにあります。
自分ひとりならテキトーにできても、家庭があるとそうもいきません。
スケジュール管理にものすごい思考力を使います。
自分の時間がとれない
仕事と家事・育児の両立に多くの時間とエネルギーを費やすため、自分の時間が削られます。
子供や家庭の時間を優先したい。と思ったらいつまでも時間をかけれてしまうので、自分の時間がとれなくなることも。
バランスの取れた時間管理をしないとなかなか時間は取れません。
家事&育児のタスクの整理方法
家事育児の優先順位をつける
一日のタスクを洗い出しましょう。
緊急度と重要度が高いもの、低いものを分けてください。
優先順位をつけたら、1日のスケジュールをリアルに見積もり、
仕事と家事・育児を均等に分散するようにします。
無理なスケジュールだとストレスが増えるので、余裕を持った計画が大切です。
家族との協力体制を築く
家事や育児は一人で抱え込む必要はありません。
家族全員で協力し合い、タスクを分担しましょう。
パートナーや子どもにも家事や育児の責任を分担してもらうことで、負担を軽減できます。
ルーティンを作る
週ごとや日ごとに家事や育児のタスクをルーティン化しましょう。
優先順位をつけ、必要な時間を見積もりながら計画を立てることで、タスクを効率的にこなせます。
家事や育児には繰り返し行うタスクが多いです。
ルーティンを作り、定型化することで効率的にこなせます。
例えば、朝の支度や夜の準備など、毎日のタスクを特定の順番で行う習慣を作りましょう。
必要なものを手に入れる
家事や育児に必要なアイテムやツールを整えることで、作業効率がアップします。
例えば、家事に便利な掃除機や調理器具、育児に役立つグッズなど、
使い勝手の良い道具を選ぶことで時間と労力を節約できます。
外部の支援を活用する
家事や育児の負担を軽減するために、外部の支援を活用することも一つの方法です。
クリーニングサービスや家事代行サービスを利用したり、
保育園や一時預かりサービスを活用したりすることで、自身の負担を軽くすることができます。
家事&育児を両立するための考え方
完璧を求めない
真面目で責任感が強い人ほど「完璧」を求めてしまいます。
家事育児はやろうと思えばどこまでも出来てしまうので、フルタイム勤務をしながら完璧にこなすのは不可能といっても過言ではありません。
例えば、家中ほこりひとつなく掃除を毎日とか、鍋の焦げつきを毎回磨くとか。
子育てだと、絵本読んであげるとか、おもちゃの片づけとか。
やったほうがいいけど、やらなくてもなんとかなることってたくさんあります。
無理な目標はストレスが増えるだけでなく、達成感も得られにくくなります。
小さな目標を定めましょう。
あとは
- 自分を褒める習慣を持つ
- 他の人と比較しない
- 小さな失敗を受け入れる
っていうもの大切な考え方です。
臨機応変に対応
臨機応変に対応することは、主婦が仕事と家庭を上手く両立し、柔軟な対応力を身につけるために重要な要素です。
家事育児と仕事の両立をしていると、基本的に計画どおりにいかないことだらけです。
急な仕事の依頼や家庭の都合で予定が変更されたり、
子どもが急に体調を崩してしまった時も臨機応変に対応しなくてはいけません。
計画通りに行かないことにイライラせず、対処できると心理的にも楽になります。
考え方の柔軟性を持ちながら、自分のバランスを保って過ごすことが大切です。
自己ケアを大切にする
忙しい毎日の中で自分がないがしろになってしまうことがあります。
自分のための時間やリラックスする時間が少なくなると、心身の健康に影響を及ぼす可能性があります。
家計のために働いているはずが、仕事のせいで心の余裕を失い、家庭でのバランスがとれなくなっては本末転倒です。
手を抜けるところは抜きましょう。
便利な家電やサービスは使いましょう。
頼れる人や物には頼りましょう。
あとは食事と睡眠をしっかりと摂って、体調管理。
忙しいからこそ、自分を大切にしましょう。
それでも、主婦のフルタイム勤務が辛いときは
働き方を見直す
いろんな工夫をして、それでも体力的、精神的にキツイと感じる場合は働き方を見直してみましょう。
心の余裕のない状態で家庭がうまくいかなくなっては本末転倒です。
金銭的に無理がないのであれば
- 時短勤務にする
- パート勤務にする
という選択肢もアリです。
雇用されない働き方を学ぶ
今はSNSやYoutube、ブログなどを使って個人で収益を上げることができる時代です。
知るか知らないかで選択肢が広がりますよね。
パート勤務をしながら収益を上げて、フルタイム勤務以上の収入を得ている人や
フリーランスで夫以上に収益を上げる人もいます。
私自身も子育て中にブログで5万円の収益を上げていました。
「それって難しそう」
「なんか怪しい」
と思った方は向いてます。
なんでかと言うと、このような個人ビジネスは詐欺まがいのものが多々あって、
正しい情報を拾い上げなければならないからです。
気になる方、正しい知識を知りたい方は、
別記事でまとめておくのでご覧下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
家庭もある中でフルタイム勤務をこなすには、やはり工夫が必要です。
以下にまとめます。
- スケジュール管理
- 定期的なスケジュールを立てて家事や育児のタスクを計画する。
- 仕事と家庭の優先順位を考慮し、必要な時間を割り当てる。
- サポート体制の構築
- パートナーや家族に家事や育児の負担を分担してもらう。
- 保育園や預かりサービスを活用して子どもの世話を補助する。
- 働き方の選択
- リモートワークやフレックスタイムを活用して、仕事と家庭を調和させる。
- 職場の上司や同僚とコミュニケーションを取り、柔軟な働き方を提案する。
- 自己ケア
- 睡眠や食事をしっかりとることで体力を保つ。
- ストレスを発散するために趣味やリラックス方法を取り入れる。
- 仕事の効率化
- 仕事に集中できる環境を整える。
- タスク管理や優先順位の設定を行い、無駄な時間を減らす。
- 自己成長とキャリアプラン
- 自分のスキルやキャリアを見直し、必要な成長の機会を見つける。
- キャリア目標を明確にし、仕事に意欲を持ち続ける。
簡単ではないかもしれませんが、工夫しながら理想的な生活に近づけていきましょうね。